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そこそこ名の知れたブランドの化粧品を

店頭で店員さんに説明を受けながら買うと

 

またこの店員さんと話したい

またこの店員さんに喜んでもらいたい

みたいな感情が生まれてリピートしがちな私。

 

本当に良いと思ったものでなければ

この感情がなくなり次第離れられるわけだが

気に入ってしまうともうドツボである。

 

私は最近とある総合ケアのお店で

流行りもののコスメを購入し

再度来店したのが昨日。

しかし、接客で店員さんが全員埋まっており

時間もかかりそうだったので何も買わずに退店。

 

するとその瞬間、どうでも良くなったのである。

あのブランドにこだわる必要なんてないし

他のメーカーでもっと安く、似たようなものを

買えるのではないか、と。

 

結局今日のお休みでまた来店予定だったのだが

行かずにいつものドラッグストアで

代用品を購入して終えた。

 

学生の時にクラス替えをして、

みんな知らない子でどうしようという時に

授業中に消しゴムを落としてしまって

隣の子がそれを拾ってくれて

ありがとうとお礼するとともに

その子に関心を持ち始め、

その子のことを知りたくなる。

 

そういう感情に似ているような気がする。

違う面を見たいという興味や好奇心から始まる。

 

ただ、お金が得られるから作られた接客であり

本人の意思とはまた別のものかもしれないので

客だから気持ち良く対応してもらっているだけで

本心そのもので関わるクラスメイトとは

また感覚が違う。

 

それでもまた私はこのお店に行くだろうと思う。

どこかでまだ期待があり、捨て切れていないのだ。

ブランドのコンセプトや

成分などの自然さが気に入っているので

この先ケア用品はここのブランドに

切り替えていくのではないだろうか。

 

商品が好きで、良い接客が受けられていたら

どんどん財布の紐が緩くなってしまうだろう

それはまだ今はどうなるかわからない。