キウイ、君に話がある
今回はネタ回なので、軽い気持ちで読んでやって。
キウイ。君はどうしてそんな色をしている?
どうしてそんなにも鮮やかな緑なんだ。
見た目からしてもう生理的に受け付けない。
アボカドも緑だがあれは調味料しだいで
めちゃくちゃおいしくなる。大好物だ。
同じ緑でも君と違ってウェルカムだ。
君はそのままで食べたり、フルーツロールに
くるまったりしているようだが、
私はおいしいと思ったことが一度もない。
おいしいはずのフルーツロールに君がいると
君の味があちこちに染み付いて台無しだ。
君以外にも私は嫌いな食べ物があるんだ。里芋だ。
でもな、里芋はな、我慢すれば食べられるんだ。
給食で出たとしても一番先に口に詰めて食べていた。
君の場合はもうにおいでダメ。
酸っぱい感じのにおいと強烈な緑と
よくわからんつぶつぶ。
皮の茶色に反して鮮やかな中身すぎる。
お願いだから私の前に現れないでくれないか。
飴になって同僚の手から渡ってくるのもやめろ。
キウイ味の飴とかキウイ&マンゴーとか
人によってはもらうしかない、断れないんだ。
なんなら感想言わなきゃとかなるんだから。
飴といえばこの時期になるとしょうが飴も増える。
しょうが自体が死ぬほど嫌いなわけではないが
豚肉の生姜焼き、焼きそばの紅しょうがなど
なるべく避けている。一応我慢して食べられる。
しょうが飴は身体温まるよーっておばさまに
いただく率が高い。大体断れず受け取る。
キウイ飴、しょうが飴はまじでいじめ。
キウイ飴は何がなんでも食べずに誰かにあげる。
しょうが飴は我慢して噛み砕いて流し込む。
それくらい君は私に受け入れられないものなのだ。
だからお願いだ、不用意に私の前に現れないでくれ。
お互いの平和のためにもそうしよう。な?