言葉の重み

ありがとうは魔法の言葉だ。

何度言っても良い。とてもプラスに働く。

しかし日々のことで当たり前になりすぎて

ありがとうを伝えることを忘れがちだ。

 

夕食を作ってくれた、ありがとう。

カップラーメンを買っておいてくれた、ありがとう。

机をキレイに拭いてくれた、ありがとう。

 

用紙を補充しておいてくれた、ありがとう。

少し多めに処理をしてくれた、ありがとう。

 

眠いのに話したくて頑張って起きてくれていた、ありがとう。

 

 

ごめんなさいは言い過ぎると良くない。

私はすぐに謝るタイプだったので

よく相手を不快にさせていたと思う。

なんでもかんでもごめんなさいといえば

済まされるというものではない。

うまく使わないといけない。

 

ムキになったり、意地を張ったりして

謝りたいのに謝れないこともある。

ちゃんと言えるか言えないかで状況が変わるくらい

大切な言葉である。

 

すいません、という日本人特有の

なんとも汎用性の高すぎる言葉は

便利ですぐ使えるが、ありがとうの機会を

すいませんと言ってしまい

逃してしまうこともある。

 

エレベータで人をよけて降りようとする時や

街中で少し相手に配慮が欠けた時など

使う場面はとても多い。

 

しかし私はこの言葉はあまり好きではない。

クッション言葉としてなら良いが

使う場面を間違えると相手を不快にさせかねない。

 

 

簡単に人を傷つけることができてしまうからこそ

何も考えずに適当に言葉を発しすぎてはいけない。

しかし、都度そんなに考えて喋っていたら

人と話すことにとても時間を要しストレスを感じてしまう。

 

正解は永遠に探し続け日々模索している。

なるべく穏やかに生きたいから