やっと会えた

ついに彼くんと会ってきた。

ちゃんと付き合い始めたのが令和元年8月26日。

 

私の誕生日。

とっくに気持ちを伝えられていたのに

私が勘違いして断っている形になっていて

改めて告白していただいた日である。

 

彼くんとは夜勤の日以外はほとんど

毎晩のように通話をしている。

しかし家族には特に話せないでいた。

 

会ったこともない人と付き合っていると

言えるのか、という考えの人は

まだまだたくさんいるからである。

職場の仲の良い同僚もそうだった。

それは付き合ってるって言えるのかと。

 

しかしそれももう解消された。

私たちは直接会って一夜を過ごした。

決して充分ではないが確実に一緒にいた。

 

自信を持って言うことができる。

恋人がいる、と。

 

とりあえず母には伝えた。母は会ってなくても

互いが付き合っていると思えるなら

いいんじゃない、という考えを持っていた。

意外だ。

 

会ってどうだった、とか詳しく書くつもりはない。

他の人に共有したくない。二人だけの思い出だ。

 

まぁ同僚の後輩には軽く話そうと思うので、

ちょっとだけ。

 

シンプルに「最高だった」。

 

最高の二日間だった。

半分くらい現実と思えないくらい夢見心地だった。

 

色々あって彼くんは落ち込んでしまったけれど

すべて受け入れられる範囲のことで、むしろ

支えていきたいと思ったし、

彼くんに支えられないとなって強く思えた。

 

二人の関係が深まって本当に良い二日間だった。

ずっと大切にしていきたい思い出になったし

彼くんは私にとってかけがえのない人で、

他の人じゃダメなんだ、って

より深く彼くんを好きになった。