イメージ

偏見というのは気付かぬうちに

持ってしまっているものだ。

 

太っている人は怠惰で寝てばっかりだとか

一般的な偏見から

白杖をついている人は助けなければならない

という正義感の押し付けをしたがるのも偏見だ。

 

こうだからこう、という決まった流れはない。

状況や状態で対応が変わるものだからだ。

 

派手髪にすると周りの人に怖がられ

ある意味楽に生きられるようになると

言っている友人がいた。

 

見た目のイメージは偏見と同じくらい

人の考えが偏って作られているものだと思う。

 

パンツが見えそうなくらい短いスカートを

履いている女性がいたら、他人から

視線がきやすくなるのはよくあることだと思うが

 

本人はただファッションでそのスカートを

履きたいだけで、もしそういう目が露骨に

向けられるとそれはもちろん不快に思うだろう。

 

こういう服を着るとまわりがこう思う、という

一般的なイメージは知っておいた方が良いが

着てみないと気づかないことも多々ある。

 

時期の違うお花見の時期にハロウィンみたいな

コスプレをしたら注目を浴びてしまうし

卒業シーズン以外に袴や着物を着ていたら

好奇の目で見られてしまうだろう。

 

理解している上で着るか、

知らずに着て驚くかの差は生まれる。

 

電車や街中ですれ違う人は大半が他人で

その時初めて会う人だから、

見た目でおおかたを判断してしまう。

それはお互いにだ。

 

ただそれは、あくまで第一印象で

実際は分からない。

だから決めつけて悪く言うのは

やめておきたいところである。

 

結局私がなにを言いたいかというと

見た目で人を判断してはいけない。

そこで区切るのは人との

新たな出会いの機会を根絶している。

 

と言いながらやはり見た目が怖い人や

酔っぱらいには近づけないビビりが

なにを言っているんだという、ね。

 

笑って許して。